Cubase4.1が来月後半リリースっぽい

Cubase.netのこの記事によると、

As you’ve no doubt seen on our website, we’ve announced our new Nuendo 4 version today. Because the development of Nuendo 4 took a bit longer than anticipated, we’ve moved the projected release date for Cubase (Studio) 4.1 back a few weeks. So while we didn’t quite make our announced release date of Q3, the 4.1 update will be out in the second half of October. Apologies for the delay!

ということで、Cubase4.1のリリースは10月後半の模様。Nuendo4がいきなり発表されててびっくりしたが(もうサポートしないのかと思ってた)、そっちにかかりきりでCubase4.1の解禁日を設定出来てなかったらしい。
マイナーバージョンアップなのでfree updateと安心なのだが問題は中身。上記の記事や新たに追加されたSteinbergのKnowledgeBase記事を拾ってみた感じでは、

  • free routing(ミキサのルーティング自由度が上がるのかな?ループが組めるんだろうか)
  • VST3でのサイドチェインサポート(コンプやゲートでサポートするんだろう。これは朗報)
  • メディアベイが改良・・・されるっぽい?
  • HalionOneの独立コンポーネント化(これはどうでもいいな)

他にもあるだろうが、リリースドキュメントを待つしかない。
そういやNuendo4はノーテーションや付属VSTi、MIDI編集機能の一部が切り離されて、Nuendo Expansion Kitとして別パッケージで追加するようになってる模様。オーディオ編集を中心としたポストプロダクションへ傾注した仕様とすることで、Cubaseとの差別化を図るっぽい。たしかにCubaseSX3あたりでNuendoとの違いがあいまいになって、Cubase4で(サンプリングスペック以外は)追い抜かれちゃった感があったからなあ。
また内部ソフトウェア完結環境はとても便利なのだが、調子に乗ってプラグインをばんばん使っているとすぐにVSTパフォーマンスの上限に達してしまう。VST3になって付属プラグインの質もよくなったが、同時に負荷もあがった。そろそろPC新調の時期だろうか。