Radeon X1950Pro ベンチマーク

一応ベンチマークをとってみた。
まず3DMark05。

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HD25600XTと比べてトータルで300ポイントほど良好。Game TestsはGT2だけ負けてるが、これはHDR表現やSM3.0のせいかなあ、と思う。でもまあ気にするほどの数字でもない。CPUスコアは下がってるけど、これはRadeonの世代間アーキテクチャの違いから来るんだろうな。シェーダモデルが変わったのでドライバモデルも変わってくるだろうし。
次に3DMark06。

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こちらはほとんど全ての項目がHD2600XTより上。といっても僅差だけども。CPUスコアにそれほど差がないのは、3DMark05よりGPU依存度の高いコードへ変化したせいか。
こうしてみると、3D表現に限定すればHD2600XTはX1950Proとほぼ同性能か 肉薄していると言ってもいいんじゃないかなあ。メモリ帯域半分+動作クロックちょいアップという条件下でほぼ同程度のスコアを出してるということは、意外とunified shaderがうまく働いてるんだろうか。まあ3DMark専用チューニングが施されている、という話もあるわけで鵜呑みには出来ないが。
となると、うちみたいに特定のアプリで不具合がある、という状況でなければ、HD2600XTはとてもお買い得なんじゃなかろうか。X1950Proと違って外部電源不要のバス給電動作で、発熱も穏やかでファンレスモデルもあるくらいだし。というか多分、ROを無視して今もう1台PCを組むならHD2600XTにするかもしれない。Catalystの熟成待ちという落とし穴はあるが、そこを判ってるならC/Pがえらく良い。
ただ市場価格が既に12,000円を切ろうかというくらいだから言えるかな、というのは少しある。HD3850が既に2万円ちょいまで下がってきてるし、来年は3xxx世代のミドル/ロークラスが出てくるからのう。